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私は後悔したので:VAIO Zの後悔しない選び方!

唐突ですが、VAIO Zの選び方です。
何故かというと、私がVAIO Zを買って猛烈に後悔しているからです。

私は、VAIO ZがWindows版のMacBook Proだと思って購入したのですが、違いました!
そういう後悔をしないように、今後の方々の参考になればと思ってこの記事を書きます。

●VAIO Zとは!
VAIO Zとは

1.ビジネス向けノートPCである
2.移動することが多い人向けである

 

上記に当てはまらないひとは買うと後悔します。

その理由は
1.CPUがしょぼい
VAIO公式はハイパフォーマンスCPUであることを強調していますが、しょせんは4コア。
ビジネスノートとしてはかなり優秀ですが、ゲーム・動画編集等には非力です。
ゲームや動画編集なら、もっと安くて高性能なPCはいくらでもあります。
(ゲーム向けなら8コアCPUのものもあります。)
2.スピーカーがひどい
スピーカーはほんと、ただ付いているだけです。
動画視聴はもちろん、Web会議ですら聞き取り辛い音質です。
据え置きで使う場合は、外付けスピーカーが必要でしょう。
近年のMacBookProのような音質を期待してはいけません。

●軽量ビジネスノートPC
いきなり貶していますが、軽量ビジネスノートとしては優秀です。
1,ビジネスノートPCとしては優秀なCPU(H型番)
2.MacBookAirより軽量
3.なんならSIMスロットも付けられる

強調されているカーボンボディですが、軽量化には役立っていますが、技術の無駄遣いという感は否めません。
意外と簡単に傷がつきますし。
あとビジネス向けノートとしても微妙な点があり
1.画面が16:9
SurfaceやMacBook Proを見ていただければわかると思いますが、最近の流行りはもう少し
縦長の画面です。
16:10や3:2の方が私は使いやすいです。
2.タッチ液晶ではない
Zoom等で会議をするときは、できればペンが使えると便利です。
最近は1万円くらいで画面に簡単な図形や文字くらいなら書けるデバイスもありますので、
それを利用するという手もあります。

●カスタマイズ
これらを踏まえまして。
ビジネス向けで持ち運びを考えている人に最適な構成はどれなのかを考察します。
もちろん、ヨドバシとかで売っている市販品を買ってもよいとは思いますが、せっかくなのでカスタマイズもおススメです。

1.シグニチャーエディションを選ぶべきか?
外見はどっちを選んでもそんなに変わりません。
キーボードで透かし文字を選べるかどうかの違いくらいだと思います。
HHKBで墨の無刻印が好き、というかたはシグニチャーエディションを選ぶと良いと思います。
勝色だと、VAIOの文字が目立ちすぎのような・・・

2.ディスプレイ
これは重要です。
もし、電源が取れない場所で長時間使いたいなら、画面はフルHDにしましょう。
4Kにすると電池消費が恐ろしく早くなります。
正直、FHDでも電池はカタログ値の半分以下しかもちませんが、4Kにすると
投げ捨てたくなるくらいのスピードで電池が減ります。

3.OS
まだWindows10で十分です。

4.CPU
正直、ビジネス向けならCorei5で十分だと思います。H型番だからそこそこの速度です。
動画をいじるようでしたら、i7を選んでも良いとは思います。

5.メモリ
せっかくノートパソコンを新しく買うのですから、できれば16GB乗っけたいところです。
Chromeでタブを開きまくるような使い方をする方には特に16GBをおすすめします。
動画編集だと32GB必要な場面もあるでしょう。

6.ストレージ
これも会社のPCを見ていただければわかると思いますが、256GBでも十分です。
写真や動画素材をたくさん詰め込みたい!という方ならもっと上の容量を勧めます。

7.セキュリティチップ(TPM)
Windows11の必須要件となっているTPMですが、これが無くてもなんとかなるという話もあります。
ですが、念のために、付けておいた方が心やすらかでいられると思います。

8.WAN
これはかなり悩ましいです。
ものすごく外で使う機会が多い方は迷わず付けても良いと思います。
ただ、外に持ち歩くにしても文書作成とブラウジング程度、というのであれば、正直、テザリングで十分だと思います。

9.その他外付けもろもろ
タイプCの外付けハブ的なものは絶対必要です。
純正を選んでもよいですが、Ankerのものとかを選んでも良いと思います。
私はこれを使っています。

あまりおススメはしませんが、こういうものも私は持っています。
GTX1650やRTX2080Tiを付けてVAIO Zに繋いでみましたが、普通に動作しました。

のぞき見防止フィルターも必要に応じて、ですが、純正は高すぎるのでAmazon等でサードパーティー製品を選ぶと良いと思います。
単なる画面保護フィルムやタッチパッドの保護フィルムはこれを使ってます。

ちなみに、いわゆる尊師モードもできました。
お手持ちのHHKBと併せてどうぞ。

●最後に
VAIO Zは恐ろしく高価なノートPCですが、値引きがあるタイミングが多いです。
決して定価で買うようなことはしないでください。
最低でも5万円以上の値引きがなんとかすれば可能だと思います!

ここの記事を読んだ方が心健やかにVAIO Zを検討してくだされば幸いです!