スマホ・タブレット

日経新聞を電子ペーパー(タブレット)で読む新しい方法

先日、Surface Duo2が発売されました。
折り畳み端末、とはいうものの、2画面をヒンジで折り畳むだけの構造。
これで20万円ってどうなの・・・?
などと思いつつ、変態端末愛好家としては買わないといけないのかなぁと感じていたのですが。

Surface Duo2のウリは、2画面で別々のアプリを立ち上げること。
あー、これって対応してないアプリはダメなやつだよなーとか思っていたのですが、よーく考えると、あれ、iPadって2つのアプリたちあがったよなーと。
試しにiPadで試してみたのですが、普通に画面分割できました。
ふむふむ。

ここで、また、あれ?、と。
Androidってスマホでも画面分割できたよなぁ?と。
手元のXperia Pro-iで、細長い画面を上下に分割してみると。

おぉ、これこれ。
AndroidはできてもiPhoneにはできないこと。
Androidバンザイ。

なんとなく表示してみたこの画面。
日経新聞の紙面全体のイメージを掴みつつ、記事自体は電子版のアプリで読む。
これってすごく良いのでは??

今度は手持ちのMi Pad5で試してみます。

をぉ。
これは・・・
なにかが始まりましたね。

今までは、12.9インチのiPadで紙面ビューアーを使い、紙面イメージのままピンチインして記事を読んでいました。
正直、12.9インチ以下のiPadや他のタブレットだと見辛かったので、新聞を読むのはiPad12.9インチ一択でした。
しかししかし。
この読み方だと、わざわざ大画面タブレットを重い思いをして運んで通勤中に読むという行為は要らなくなるのでは??

一方で、高リフレッシュレート端末は電池の消費が激しくて、新型のiPadProだと新聞をのんびり読んでいたりすると下手をすると2日持ちません。
あんな電池容量がでかい端末を毎日充電するのもなかなかしんどいです。

電池がもたない端末で新聞を読むのもツラいんだよなぁ・・・
せっかく新しい新聞の読み方を見つけたのに・・・
うーん。
となっていたところ。

手持ちに電池の持ちが極めて良い端末があります。
そうです。
BOOX Nova3 Colorです。
軽い・小さい・電池消費が少ないと良いことづくめ。
しかも、カラーなので、色が使われている日経電子版アプリもまぁまぁ綺麗に表示できます。

電子ペーパーの夜明けがやってきた!

私の心の中で太陽が昇ってきて、BOOX Nova3 Colorをさん然と照らし始めました。
よし、やってみよう。

BOOX Nova3 Colorでの画面分割はちょっと戸惑いましたが、こんな感じ。


1.左側に表示させたいアプリを起動します。

2.画面上部からスワイプしてメニューを表示させます。
  そして、画面分割のボタンをタップ。

3.水平モードをタップ。


4.ここで急に画面が横向きになりますが、横向きの方が見やすいのでスルーします。

5.右側には見慣れない画面が表示されますが、これ、ホーム画面のアプリですね。
  あせらず、上部のアイコンで立方体のアイコンをクリック。


6.アプリ一覧を表示します。
  そこから、右に表示させたいアプリをタップして立ち上げます。


7.左が新聞紙面、右が電子版アプリという画面構成のできあがり。

これで、BOOX Nova3 Colorでも画面分割で左に紙面ビューワー、右に日経電子版アプリを表示できました。
肝心なのは、利用に耐えるかどうかですが。

左画面は、紙面のイメージを掴むだけに利用します。
紙面を見て、どの記事が重要なのかを把握します。
重要なのは、紙面は拡大縮小はしないことです。
あくまで紙面イメージの把握にとどめ、作業としては紙面をめくるだけにします。
ピンチイン・ピンチアウトをせずページめくりのみにとどめることで、残像等が残りにくくなります。

そして、読みたい記事の見出しを、右側の日経電子版の朝刊・夕刊のカラムの中からタップします。
左の紙面と右側の記事は基本的に同じ内容が表示されます。
一部、社説などは電子版アプリでは1面に表示されますが。

日経電子版アプリも一応は重要そうな記事の順番で表示されますが、個々人で記事の重要性は変わってくると思います。
私であれば、証券市場のニュースを選んで読みます。
政治は余裕があれば。
ここら辺は、紙面のイメージを掴んでから日経電子版アプリを使うことの意味合いが重要になってきます。

こうしてアプリを使い分けることで、小さい画面でも紙の新聞の利便性を損なわずタブレットで日経新聞が読みやすくなります。
また、端末も電子ペーパー端末を使うことで、電池残量を気にせずゆっくり時間をかけて紙面を読むことができます。
さらに、カラー電子ペーパーを使うことで、電子版アプリの色表現も再現できます!
iPadを日経紙面ビューアーでしか利用していなかった私はもう、iPadを売りたくなってきてます笑

ぜひ、この方法で電子ペーパーで日経新聞を読んでいただけたらと思います!

今回は記事が長くなってしまいましてすみません。